自然ドキュメンタリー番組の権威であるディスカバリーチャンネルとBBCが1995年に始動した海洋に挑む壮大なスケールの映像プロジェクト。
91分間に編集されたその映像はドキュメンタリー映画「ディープ・ブルー」として公開され、2004年の大ヒット作となった。
だが、あの驚異の映像は膨大な記録のほんの一部にすぎない。
さらに衝撃を伝えるプロジェクトの全貌が、本編全8部、2部のメイキングで構成された「ブルー・プラネット」である。

「ブルー・プラネット」のコンセプトを考案した製作総指揮のアラステア・フォーザギルは、“大海原は未開の地。地球上の最後の辺境を映像にとらえ、海の力で人々に伝えたかった”と語る。
熾烈な生存競争に明け暮れる生き物たち。暴力的でもあるように見える光景も、実は大自然の摂理なのだ。この未曾有の映像体験は、いわゆる “癒し効果”等からは程遠い。
自然から遠ざかって生きている私たちを覚醒させる、驚きと感動に満ちている。

私たちが持っている海についての知識は、月の表面に関する知識よりも少ないかもしれない。しかし、海は地表の3分の2をも占めているのだ。「ブルー・プラネット」は、海とそこに生きるさまざまな生き物を克明かつ、壮大なスケールで記録したシリーズ。
身近な海岸から北極・南極まで、砂州から深海まで、あらゆる海を旅し、最大の生き物シロナガスクジラから、極小生物のサンゴポリプまで、海に息づく数々の生き物を映し出す。
ナレーション担当のデービッド・アッテンボローが我々を青い世界へと案内する。