外観と特徴 -Form and Function-

被毛の種類には長毛と短毛の2種類があり、どちらも柔らかく豊富な下毛が密集しています。短毛の上毛は短く、硬く、平らですが、長毛の上毛はまっすぐできめが粗く、豊富で、特に首のまわりは他の部分よりも長くなっています。
頭蓋骨と鼻腔部の形とバランス、それに耳と目が特徴的なコリー独特の聡明な表情は、この犬種最大の特徴といえます。洗練された優雅な頭の形が、コリーの聡明さを物語ってもいます。
| 活発度 | |
| 必要運動量 | |
| 遊び好き度 | |
| 人なつこさ | |
| 犬に対する友好度 | |
| 他のペットに対する友好度 | |
| 知らない人への友好度 |
| しつけやすさ | |
| 番犬適性 | |
| 防衛能力 | |
| 手入れ | |
| 耐寒能力 | |
| 耐暑能力 |
犬種プロフィール -Profile-
| AKCランキング | 32 |
| JKCランキング | 2(ラフ・コリー)、131(スムース・コリー) |
| 仲間 | 牧畜犬 |
| 原産地 | スコットランド(イギリス) |
| 起源 | 19世紀 |
| 元来の役割 | 牧畜犬 |
| 現在の役割 | ハーディング競技 |
| 体高(雄)インチ(cm) | 24-26(61-66) |
| 体重(雄)ポンド(kg) | 60-75(27-34) |
| 体高(雌)インチ(cm) | 22-24(56-61) |
| 体重(雌)ポンド(kg) | 60-65(27-29) |
| JKC理想体高(雄)cm | 61 |
| JKC理想体重(雄)kg | - |
| JKC理想体高(雌)cm | 56 |
| JKC理想体重(雌)kg | - |
| 別名 | スコティッシュ・コリー |
歴史 -History-
コリーの起源はその名前の由来と同様、はっきりしたことはわかっていません。ひとつの説として、ボーダー・コリーと同じ祖先を持っていると考えられています。
「コリー」という名前はゲール語の「役立つ」という言葉から由来しているという説があり、イギリスの島々を最初に治めたケルト人たちが有能な牧畜犬として大切にしていたともいわれています。羊を管理したり守ったりする牧畜の仕事は、犬の役目のなかでももっとも歴史ある作業のひとつですが、残念ながらコリーに関する記録は1800年頃からしか残されていません。
元来、ラフ(長毛)とスムース(短毛)のコリーが存在していましたが、この二種類はまったく違う交配によって作られた犬種でした。ラフ・コリーはスムース・コリーと比べて比較的小さく、幅広い頭部を持ち、被毛はブラックのみかブラック・アンド・ホワイトでした。
この犬種が愛好家から関心を持たれるようになると、ラフ、スムースともに体高が高くなり、さらに改良が加えられました。
ラフ・コリーは特に1867年に誕生した「オールド・クッキー」という犬の影響を強く受けています。この犬はコリーの基本的な体型に多大な影響を与えただけでなく、セーブル・カラー(濃い褐色)という毛色を誕生させた犬としても有名です。
この頃、イギリスのヴィクトリア女王がコリーに関心を抱いたこともあって、その人気は羊飼いの間だけでなく上流階級の間にも広まり、外見の美しさがますますコリーの人気を高めていきました。
1886年までに、現在使われているスタンダードが定められていました。また、アメリカで牧畜がどんどん盛んになったため、コリーは新天地となるアメリカに持ち込まれることになります。
1878年にヴィクトリア女王が2頭のコリーを「ウェストミンスター・ドッグ・ショー」に出品したことから、この犬種は再び脚光を浴びることになります。そして、アメリカの上流階級の間でもコリーは注目されるようになり、ペットとして豪邸で飼われるコリーも見られるようになりました。その後、作家であるアルバート・ペイスン・ターヒューンが書いた本によりコリーの人気はさらに高まることになり、たちまち万人に愛される犬種となりました。コリーをもっとも有名にしたのはドラマ「ラッシー」です。ラッシーの登場によって、ラフ・コリーはスムース・コリーを抜いてアメリカでもっとも人気のある犬種となりました。
「コリー」という名前はゲール語の「役立つ」という言葉から由来しているという説があり、イギリスの島々を最初に治めたケルト人たちが有能な牧畜犬として大切にしていたともいわれています。羊を管理したり守ったりする牧畜の仕事は、犬の役目のなかでももっとも歴史ある作業のひとつですが、残念ながらコリーに関する記録は1800年頃からしか残されていません。
元来、ラフ(長毛)とスムース(短毛)のコリーが存在していましたが、この二種類はまったく違う交配によって作られた犬種でした。ラフ・コリーはスムース・コリーと比べて比較的小さく、幅広い頭部を持ち、被毛はブラックのみかブラック・アンド・ホワイトでした。
この犬種が愛好家から関心を持たれるようになると、ラフ、スムースともに体高が高くなり、さらに改良が加えられました。
ラフ・コリーは特に1867年に誕生した「オールド・クッキー」という犬の影響を強く受けています。この犬はコリーの基本的な体型に多大な影響を与えただけでなく、セーブル・カラー(濃い褐色)という毛色を誕生させた犬としても有名です。
この頃、イギリスのヴィクトリア女王がコリーに関心を抱いたこともあって、その人気は羊飼いの間だけでなく上流階級の間にも広まり、外見の美しさがますますコリーの人気を高めていきました。
1886年までに、現在使われているスタンダードが定められていました。また、アメリカで牧畜がどんどん盛んになったため、コリーは新天地となるアメリカに持ち込まれることになります。
1878年にヴィクトリア女王が2頭のコリーを「ウェストミンスター・ドッグ・ショー」に出品したことから、この犬種は再び脚光を浴びることになります。そして、アメリカの上流階級の間でもコリーは注目されるようになり、ペットとして豪邸で飼われるコリーも見られるようになりました。その後、作家であるアルバート・ペイスン・ターヒューンが書いた本によりコリーの人気はさらに高まることになり、たちまち万人に愛される犬種となりました。コリーをもっとも有名にしたのはドラマ「ラッシー」です。ラッシーの登場によって、ラフ・コリーはスムース・コリーを抜いてアメリカでもっとも人気のある犬種となりました。
気質 -Temperament-
性格が穏やかで優しく、飼い主に忠実なコリーは、万人に愛される犬種といえます。牧畜犬として飼われていたため、精神的な刺激と肉体的な運動を与えないとストレスがたまる傾向にあります。この犬種は敏感で頭もよく、いつも飼い主を喜ばせようと努力しますが、たまに頑固な面を見せることもあります。遊んでいる時に思いあまってかかとに咬み付いたり、吠えたりする犬もまれにいます。
飼育管理 -Upkeep-
コリーは、従事していた牧畜の仕事でかなりの運動量をこなしていました。そのため、この犬種には毎日長めの散歩やジョギングなどを取り入れる時間を必ず設けるようにしてください。
温暖な気候の地域では屋外で過ごさせることもできますが、家族と一緒に過ごすことを至上の喜びとしているので、基本的には屋内で飼う方がよいでしょう。
スムース・コリーについては被毛の手入れはほとんど必要ありませんが、ラフ・コリーには2日に1回程度のブラッシングをし、毛がはえ変わる時期にはブラッシングの回数を増やしてあげてください。
温暖な気候の地域では屋外で過ごさせることもできますが、家族と一緒に過ごすことを至上の喜びとしているので、基本的には屋内で飼う方がよいでしょう。
スムース・コリーについては被毛の手入れはほとんど必要ありませんが、ラフ・コリーには2日に1回程度のブラッシングをし、毛がはえ変わる時期にはブラッシングの回数を増やしてあげてください。
健康 -Health-
| 特に気をつけたい病気 | コリー眼異常 |
| 気をつけたい病気 | 睫毛の発育異常、膿皮症 |
| たまにみられる病気 | 聴覚障害、小脳失調症(ラフ・コリーのみ) |
| しておきたい検査 | 眼科検査、聴覚検査 |
| 寿命 | 8〜12歳 |
| 注意 | イベルメクチンに敏感。マール(黒の斑点や縞模様の入った青みがかった灰色の毛)同士の交配は、遺伝的に問題のある血統が生まれやすいので避けた方がよい。 |
