イングリッシュ・セッター
English Setter
外観と特徴 -Form and Function-

誇らしげに顔を上げ、大地を踏みしめながらも軽々とした調子で歩き、全体的に優雅な雰囲気を漂わせています。
体に沿って流れるようにはえた長毛で全身が覆われ、耳と、後肢の下のほうの後ろ部分と腿の下のほうに、羽のような飾り毛があります。
白い地色に、はっきりとした色の小さな斑点があったり、断片的な模様があり、これがイングリッシュ・セッターの特徴となっています。このように、見た目の美しさと狩猟における運動能力をバランスよく兼ね備えたイングリッシュ・セッターは、上流階級の人々が狩りをする時のパートナーとしてまさに理想的な犬種といわれています。
この犬種にはラヴェラック・セッターとルーエリン・セッターの2種類がありますが、ラヴェラック・セッターのほうが、ルーエリン・セッターよりやや体が大きく、飾り毛が多く、鼻口部が長くなっています。また、獲物のありかを示す時にはほぼ水平に尻尾を振ります。
ルーエリン・セッターのほうがやや体が小さめですが、狩猟能力を重視して作られたため、走る能力に長けています。また、被毛はやや少なめですが、大きな模様が見られるのが特徴的です。獲物の居場所を示す時には、尻尾をまっすぐ上に上げる傾向が見られます。
| 活発度 | |
| 必要運動量 | |
| 遊び好き度 | |
| 人なつこさ | |
| 犬に対する友好度 | |
| 他のペットに対する友好度 | |
| 知らない人への友好度 |
| しつけやすさ | |
| 番犬適性 | |
| 防衛能力 | |
| 手入れ | |
| 耐寒能力 | |
| 耐暑能力 |
犬種プロフィール -Profile-
| AKCランキング | 94 |
| JKCランキング | 104 |
| 仲間 | 鳥獣狩猟犬、セッター、ポインター |
| 原産地 | イングランド(イギリス) |
| 起源 | 14世紀 |
| 元来の役割 | 鳥の居場所を指し示すこと、回収犬 |
| 現在の役割 | 獲物の居場所を指し示すこと、ポインティング系のフィールド競技 |
| 体高(雄)インチ(cm) | 25(64) |
| 体重(雄)ポンド(kg) | 60-65(27-29) |
| 体高(雌)インチ(cm) | 24(61) |
| 体重(雌)ポンド(kg) | 50-55(23-25) |
| JKC理想体高(雄)cm | 61-68 |
| JKC理想体重(雄)kg | - |
| JKC理想体高(雌)cm | 61-65 |
| JKC理想体重(雌)kg | - |
| 別名 | 特になし |
歴史 -History-
猟銃が普及する前、猟師たちは網を使って鳥を捕まえていましたが、その頃から猟師たちは犬に、獲物を前にしてしゃがみこみ、獲物を見張るように訓練をしていました。そういう訓練を受けていた当時のセッターたちが、現在のセッターの先駆けとなっています。
イングリッシュ・セッターの起源は14世紀まで遡り、セッターのなかでももっとも古い歴史を持つ犬種といわれています。
この犬種は、湿原地などで獲物の居場所を突きとめて猟師に知らせ、猟師がしとめるまで、ずっと茂みに潜んで獲物を見張る役目を果たしていました。
おそらくこの祖先犬は、スパニッシュ・ポインターやスプリンガー・スパニエル、または大型のウォーター・スパニエルなどではないかと考えられています。
1825年から35年以上かけて、エドワード・ラヴェラックという人物がイングリッシュ・セッターの繁殖に熱心に取り組み、その結果、彼が繁殖を手がけた犬たちが、現在のイングリッシュ・セッターの基盤となりました。
ちなみに、毛色を表す「ベルトン」という専門用語はこのラヴェラックによって作られた造語です。馬や牛の糟毛や、色の濃いしっかりとした斑点のある毛色のことを指す用語で、ラヴェラックがよく狩りをしていた「ベルトン」という村の名前にちなんでつけられました。
もうひとり、パーセル・ルーエリンという人物が、この犬種の歴史に影響を与えた繁殖家として登場します。彼はラヴェラックから原種となるイングリッシュ・セッターを手に入れ、彼独特の論理に従って狩猟能力を高める繁殖を実践し始めました。ルーエリンは、このセッターを、まったく関係のない犬種と交配させ、狩猟能力に長けたセッターを作り出すことに成功します。その犬種の多くはアメリカへ輸出されていくことになります。
こうして、ラヴェラックが作り出したイングリッシュ・セッター(ラヴェラック・セッター)と、ルーエリンが作り出したイングリッシュ・セッター(ルーエリン・セッター)の2種類が誕生し、前者はショーで活躍の場を広げ、後者は狩猟の現場で活躍するといった、同じイングリッシュ・セッターを基礎としながらも別々の道を歩むことになります。
アメリカでは、この2種類のセッターはいずれもが、現在も安定した人気を獲得しています。
イングリッシュ・セッターの起源は14世紀まで遡り、セッターのなかでももっとも古い歴史を持つ犬種といわれています。
この犬種は、湿原地などで獲物の居場所を突きとめて猟師に知らせ、猟師がしとめるまで、ずっと茂みに潜んで獲物を見張る役目を果たしていました。
おそらくこの祖先犬は、スパニッシュ・ポインターやスプリンガー・スパニエル、または大型のウォーター・スパニエルなどではないかと考えられています。
1825年から35年以上かけて、エドワード・ラヴェラックという人物がイングリッシュ・セッターの繁殖に熱心に取り組み、その結果、彼が繁殖を手がけた犬たちが、現在のイングリッシュ・セッターの基盤となりました。
ちなみに、毛色を表す「ベルトン」という専門用語はこのラヴェラックによって作られた造語です。馬や牛の糟毛や、色の濃いしっかりとした斑点のある毛色のことを指す用語で、ラヴェラックがよく狩りをしていた「ベルトン」という村の名前にちなんでつけられました。
もうひとり、パーセル・ルーエリンという人物が、この犬種の歴史に影響を与えた繁殖家として登場します。彼はラヴェラックから原種となるイングリッシュ・セッターを手に入れ、彼独特の論理に従って狩猟能力を高める繁殖を実践し始めました。ルーエリンは、このセッターを、まったく関係のない犬種と交配させ、狩猟能力に長けたセッターを作り出すことに成功します。その犬種の多くはアメリカへ輸出されていくことになります。
こうして、ラヴェラックが作り出したイングリッシュ・セッター(ラヴェラック・セッター)と、ルーエリンが作り出したイングリッシュ・セッター(ルーエリン・セッター)の2種類が誕生し、前者はショーで活躍の場を広げ、後者は狩猟の現場で活躍するといった、同じイングリッシュ・セッターを基礎としながらも別々の道を歩むことになります。
アメリカでは、この2種類のセッターはいずれもが、現在も安定した人気を獲得しています。
気質 -Temperament-
広大な領地で狩りをするように作られたイングリッシュ・セッターは、正真正銘の狩猟犬の血統を引いた犬種として、常に激しく走り回ったりすることに喜びを感じる活発な犬種です。
十分に運動をさせず室内にずっと閉じ込めておくと、エネルギーがあり余って少々荒っぽい行動をとってしまう場合もあります。必ず、毎日しっかりと運動させ、エネルギーを発散させるようにして、この犬の持つ穏やかで従順な長所を引き出してあげましょう。
また、美しい形態美を特徴とするショー向けのイングリッシュ・セッターは、基本的には穏やかで落ち着いており、特に子供や比較的物静かな人とうまくやっていけます。気立てが優しくてのんびりした性質も持ち合わせているので、知らない人や他の犬たちとも仲よくつきあっていくことができます。
十分に運動をさせず室内にずっと閉じ込めておくと、エネルギーがあり余って少々荒っぽい行動をとってしまう場合もあります。必ず、毎日しっかりと運動させ、エネルギーを発散させるようにして、この犬の持つ穏やかで従順な長所を引き出してあげましょう。
また、美しい形態美を特徴とするショー向けのイングリッシュ・セッターは、基本的には穏やかで落ち着いており、特に子供や比較的物静かな人とうまくやっていけます。気立てが優しくてのんびりした性質も持ち合わせているので、知らない人や他の犬たちとも仲よくつきあっていくことができます。
飼育管理 -Upkeep-
イングリッシュ・セッターには、毎日少なくとも1時間程度の運動をさせる必要があります。できれば、室内ではゆったりと過ごし、屋外では思い切り運動する、といったけじめをつけるのが理想的です。
被毛は長めなので、2〜3日に1回は定期的にブラッシングをしてあげましょう。過ごし方によっては、白い被毛をいつも美しく保つのは難しいかもしれませんが、形態美を重要視するなら、毎月、または2カ月に1回程度はバリカンやハサミでむだ毛を取り除いたり、トリミングをしたりといった手入れが必要です。
被毛は長めなので、2〜3日に1回は定期的にブラッシングをしてあげましょう。過ごし方によっては、白い被毛をいつも美しく保つのは難しいかもしれませんが、形態美を重要視するなら、毎月、または2カ月に1回程度はバリカンやハサミでむだ毛を取り除いたり、トリミングをしたりといった手入れが必要です。
健康 -Health-
| 特に気をつけたい病気 | 聴覚障害、股関節形成不全、肘関節形成不全 |
| 気をつけたい病気 | 進行性網膜萎縮症、離断性骨軟骨症 |
| たまにみられる病気 | てんかん |
| しておきたい検査 | 股関節検査、肘関節検査、聴覚検査、眼科検査 |
| 寿命 | 10〜14歳 |
