外観と特徴 -Form and Function-

傾斜のきつい山の斜面で、羊などの家畜の群れを守る仕事に従事していたので、力強さと機敏さに長けており、ゆったりとのびやかな足取りで歩くのが特徴的です。
ピレネー山脈の厳寒のなかでもその寒さから身を守り、悪天候に耐えて作業できる、羊毛のように密集した下毛と、平らで硬く長い上毛の二層構造の被毛に覆われています。
体全体から、格調高く、思慮深い雰囲気がかもし出されています。
| 活発度 | |
| 必要運動量 | |
| 遊び好き度 | |
| 人なつこさ | |
| 犬に対する友好度 | |
| 他のペットに対する友好度 | |
| 知らない人への友好度 |
| しつけやすさ | |
| 番犬適性 | |
| 防衛能力 | |
| 手入れ | |
| 耐寒能力 | |
| 耐暑能力 |
犬種プロフィール -Profile-
| AKCランキング | 52 |
| JKCランキング | 34 |
| 仲間 | 牧畜犬 |
| 原産地 | フランス |
| 起源 | 古代 |
| 元来の役割 | 牧畜犬 |
| 現在の役割 | 伴侶犬 |
| 体高(雄)インチ(cm) | 27-32(69-81) |
| 体重(雄)ポンド(kg) | 100(45) |
| 体高(雌)インチ(cm) | 25-29(64-74) |
| 体重(雌)ポンド(kg) | 85(39) |
| JKC理想体高(雄)cm | 70-80 |
| JKC理想体重(雄)kg | - |
| JKC理想体高(雌)cm | 65-75 |
| JKC理想体重(雌)kg | - |
| 別名 | ピレニアン・マウンテン・ドッグ、シャン・デュ・ピレネー、シャン・ドゥ・モンタギュー・デュ・ピレネー |
歴史 -History-
ピレニアン・マウンテン・ドッグという名前でも知られているグレート・ピレニーズの歴史は大変古く、チベタン・マスティフが祖先犬ではないかと考えられています。
古くは、中央アジアから、アーリア人や海の商人だったフェニキア人によってヨーロッパに持ち込まれ、スペインのピレネー山脈やその他のヨーロッパの山岳地で飼われるようになりました。
当初からこの犬種は、羊などの家畜の群れを守る番犬として使われていたようです。当時の壁画の中には、家畜を襲ってくる害獣や盗賊などに喉元を攻撃されないように、鉄のトゲがついた首輪をつけた2匹のグレート・ピレニーズの姿が描かれています。
中世のフランスでは、グレート・ピレニーズは壊されることのない要塞のようなイメージで知られており、威風堂々とした警備犬として活躍していました。やがてこれらの犬たちを番犬として置いておくことが、各地の領主のステータスとまで考えられるようになりました。
17世紀後半、グレート・ピレニーズはフランスのある貴族の目に留まり、ルイ14世のいた宮廷に番犬として飼われることになります。その後、1675年には、ルイ14世によって「フランス王室犬」に定められることになりました。
ちょうどその頃、カナダでは、グレート・ピレニーズがニューファンドランド島に持ち込まれていました。しかし、ここでは、ニューファンドランドという犬種の発達に大きな役割を果たしたものの、グレート・ピレニーズとしての血統を発達させることはありませんでした。また1824年には、グレート・ピレニーズが、ラファイエット将軍によってアメリカに持ち込まれたという初めての記述が確認されています。
20世紀までに、この犬種はフランス王室からいなくなり、断絶された国境近くのバスク地方で、作業犬として生き続けることになりました。そこではたくさんの子犬が、イギリスやその他の国々から来た観光客に売られていきました。しかし、残念ながらこういった犬たちには、成長しても、気高く堂々とした風貌など、この犬種が昔から絶賛されていた特質は見られませんでした。
イギリス国内においても、グレート・ピレニーズへの関心はどんどん薄れていきましたが、幸運なことに、一部の山岳地帯では、質のよい血統を受けついだ犬種が生き残っていました。その後、愛好家たちは、これらのすばらしい血統の犬たちをもとにこの犬種を発達させ、現在のグレート・ピレニーズの基盤が築かれることになりました。
1930年代、グレート・ピレニーズは大々的にアメリカに持ち込まれ、1933年にはAKCに承認されて人々から注目を集めるようになり、現在でもその人気を維持しています。
古くは、中央アジアから、アーリア人や海の商人だったフェニキア人によってヨーロッパに持ち込まれ、スペインのピレネー山脈やその他のヨーロッパの山岳地で飼われるようになりました。
当初からこの犬種は、羊などの家畜の群れを守る番犬として使われていたようです。当時の壁画の中には、家畜を襲ってくる害獣や盗賊などに喉元を攻撃されないように、鉄のトゲがついた首輪をつけた2匹のグレート・ピレニーズの姿が描かれています。
中世のフランスでは、グレート・ピレニーズは壊されることのない要塞のようなイメージで知られており、威風堂々とした警備犬として活躍していました。やがてこれらの犬たちを番犬として置いておくことが、各地の領主のステータスとまで考えられるようになりました。
17世紀後半、グレート・ピレニーズはフランスのある貴族の目に留まり、ルイ14世のいた宮廷に番犬として飼われることになります。その後、1675年には、ルイ14世によって「フランス王室犬」に定められることになりました。
ちょうどその頃、カナダでは、グレート・ピレニーズがニューファンドランド島に持ち込まれていました。しかし、ここでは、ニューファンドランドという犬種の発達に大きな役割を果たしたものの、グレート・ピレニーズとしての血統を発達させることはありませんでした。また1824年には、グレート・ピレニーズが、ラファイエット将軍によってアメリカに持ち込まれたという初めての記述が確認されています。
20世紀までに、この犬種はフランス王室からいなくなり、断絶された国境近くのバスク地方で、作業犬として生き続けることになりました。そこではたくさんの子犬が、イギリスやその他の国々から来た観光客に売られていきました。しかし、残念ながらこういった犬たちには、成長しても、気高く堂々とした風貌など、この犬種が昔から絶賛されていた特質は見られませんでした。
イギリス国内においても、グレート・ピレニーズへの関心はどんどん薄れていきましたが、幸運なことに、一部の山岳地帯では、質のよい血統を受けついだ犬種が生き残っていました。その後、愛好家たちは、これらのすばらしい血統の犬たちをもとにこの犬種を発達させ、現在のグレート・ピレニーズの基盤が築かれることになりました。
1930年代、グレート・ピレニーズは大々的にアメリカに持ち込まれ、1933年にはAKCに承認されて人々から注目を集めるようになり、現在でもその人気を維持しています。
気質 -Temperament-
グレート・ピレニーズは、能力が高く、威風堂々とした番犬として最適な気質を持っています。家族に忠誠を尽くし、知らない人や他の犬に対して警戒心を怠りません。
挑発したり刺激を与えなければ、非常に穏やかで行儀がよく、忠誠心に溢れた犬種です。また、家族や子供たちに対してもとても寛容に接することができます。
独立心が旺盛で、やや頑固な性質も持ち合わせており、信頼できない飼い主に対しては、威圧的な態度を示して優位に立とうとする傾向があります。また、リードを付けずに散歩をしたりしていると、ふらりとどこかに行ってしまうこともあるので注意が必要です。なかには吠え癖を持った犬もいます。
挑発したり刺激を与えなければ、非常に穏やかで行儀がよく、忠誠心に溢れた犬種です。また、家族や子供たちに対してもとても寛容に接することができます。
独立心が旺盛で、やや頑固な性質も持ち合わせており、信頼できない飼い主に対しては、威圧的な態度を示して優位に立とうとする傾向があります。また、リードを付けずに散歩をしたりしていると、ふらりとどこかに行ってしまうこともあるので注意が必要です。なかには吠え癖を持った犬もいます。
飼育管理 -Upkeep-
グレート・ピレニーズの場合、体型をキープするためには毎日の運動が欠かせません。しかし、運動の量自体はそれほど多くを必要とせず、ゆったりとした速さでの散歩で十分です。ハイキングのように坂を上り下りすることが大好きで、特に寒い日や雪の日に歩き回ることを好み、暑い気候は比較的苦手です。
穏やかな気候の地域や寒い気候の地域では屋外で過ごすことができますが、基本的には室内で家族と一緒に過ごさせてあげましょう。
週に1〜2回はブラッシングをし、シェディング(むだ毛・抜け毛取り)を毎日してあげましょう。よだれをたらしたり、水を飲むときに周りを汚したりすることもあります。
穏やかな気候の地域や寒い気候の地域では屋外で過ごすことができますが、基本的には室内で家族と一緒に過ごさせてあげましょう。
週に1〜2回はブラッシングをし、シェディング(むだ毛・抜け毛取り)を毎日してあげましょう。よだれをたらしたり、水を飲むときに周りを汚したりすることもあります。
健康 -Health-
| 特に気をつけたい病気 | 股関節形成不全、膝蓋骨脱臼 |
| 気をつけたい病気 | 皮膚病、骨肉種、胃捻転 |
| たまにみられる病気 | 特になし |
| しておきたい検査 | 股関節検査、膝関節検査 |
| 寿命 | 10〜12歳 |
