外観と特徴 -Form and Function-

この猟犬は、外見的に優美であると同時に、引き締まった体を持ち、狩猟の際に不可欠なスピードとスタミナを持ち合わせています。
写真提供:愛犬の友
体長が体高より少々大きく、スピードをあげて走る際、前肢と後肢がぶつかったりしないよう、十分なスペースが確保されています。地にしっかりと足をつけ、無駄な力をかけないような歩き方をします。
被毛は、中くらいの長さの平らな直毛で、耳、脚の後ろや、おなか、胸、尾に、さらに長めの被毛が見られます。これらの被毛のおかげで、アイリッシュ・セッターは、イバラなどにひっかかることなく、草木などから体を守ることができるのです。被毛の濃いマホガニー色はとても美しい色で、高い評価を得ています。
| 活発度 | |
| 必要運動量 | |
| 遊び好き度 | |
| 人なつこさ | |
| 犬に対する友好度 | |
| 他のペットに対する友好度 | |
| 知らない人への友好度 |
| しつけやすさ | |
| 番犬適性 | |
| 防衛能力 | |
| 手入れ | |
| 耐寒能力 | |
| 耐暑能力 |
犬種プロフィール -Profile-
| AKCランキング | 63 |
| JKCランキング | 41 |
| 仲間 | ガンドッグ(鳥獣猟犬)、セッター、ポインター |
| 原産地 | アイルランド |
| 起源 | 18世紀 |
| 元来の役割 | 鳥獣回収犬 |
| 現在の役割 | ポインティング(獲物を指し示すこと)、ポインティング系競技 |
| 体高(雄)インチ(cm) | 27(69) |
| 体重(雄)ポンド(kg) | 70(32) |
| 体高(雌)インチ(cm) | 25(64) |
| 体重(雌)ポンド(kg) | 60(27) |
| JKC理想体高(雄)cm | 67前後 |
| JKC理想体重(雄)kg | - |
| JKC理想体高(雌)cm | 62前後 |
| JKC理想体重(雌)kg | - |
| 別名 | レッド・セッター |
歴史 -History-
アイリッシュ・セッターの起源ははっきりとわかっていませんが、スパニエル系とポインター系とその他のセッター系の犬が掛け合わされて作られたという説が、もっとも信憑性のある説として知られています。
アイリッシュ・セッターのもととなっている犬たちはほとんどがイングリッシュ・セッターですが、若干ゴードン・セッターも入っていたようです。
アイルランドの猟師たちは、仕事をすばやくこなし、鼻がよくきいて、さらに、遠くからでも見つけられやすい大型犬を必要としていました。このような条件をすべてみたす犬は、前述の犬たちを交配させて誕生した赤と白のセッターでした。
1800年前後に、初めて真っ赤な色のセッターが誕生し、数年の間にマホガニー色に改良され、高い評価を受けるようになりました。
19世紀中頃までに、アイリッシュ・レッド・セッター(当時はこのように呼ばれていました)はアメリカに持ち込まれ、その鳥猟犬としての能力がアメリカでも通用するということを実証して人々の注目を集めました。
一方、1862年頃のアイルランドでは、アイリッシュ・セッターという犬種に多大な影響を与えたといわれるチャンピオン犬「パルマーストン」という犬が誕生しました。
非常に長い頭とスラッとした細身の体を持ち合わせていたため、飼い主は猟には適さないとして溺死させるよう命じました。しかし、そこにいた別のセッター愛好家がそれを引きとめた結果、この犬は品評会で驚くべき成績を上げ、信じられないほどの数の子孫を残すことになったのです。現在存在するアイリッシュ・セッターのすべてが、このパルマーストンを祖先犬としているといっても過言ではありません。
人々の関心は狩猟犬としての評価から、ドッグ・ショーでの評価へと移っていきました。その変化と共に、重要視されるポイントも変わり、猟犬としての技術から、外見的美しさが重視されるようになりました。にもかかわらず、アイリッシュ・セッターは猟犬としての資質も保ち続け、特に熱心な愛好家たちは、この犬が持つ猟犬としての能力と外見的美しさの2つの能力を保たせながら繁殖に努めました。
ショー・ドッグとしての評価が高くなると、今度はペットとしての人気が急上昇することになり、1970年代には、もっとも人気の高い犬種の仲間入りをしました。最近ではランキングにおける評価は、以前ほど高くありませんが、安定した人気を集めています。
アイリッシュ・セッターのもととなっている犬たちはほとんどがイングリッシュ・セッターですが、若干ゴードン・セッターも入っていたようです。
アイルランドの猟師たちは、仕事をすばやくこなし、鼻がよくきいて、さらに、遠くからでも見つけられやすい大型犬を必要としていました。このような条件をすべてみたす犬は、前述の犬たちを交配させて誕生した赤と白のセッターでした。
1800年前後に、初めて真っ赤な色のセッターが誕生し、数年の間にマホガニー色に改良され、高い評価を受けるようになりました。
19世紀中頃までに、アイリッシュ・レッド・セッター(当時はこのように呼ばれていました)はアメリカに持ち込まれ、その鳥猟犬としての能力がアメリカでも通用するということを実証して人々の注目を集めました。
一方、1862年頃のアイルランドでは、アイリッシュ・セッターという犬種に多大な影響を与えたといわれるチャンピオン犬「パルマーストン」という犬が誕生しました。
非常に長い頭とスラッとした細身の体を持ち合わせていたため、飼い主は猟には適さないとして溺死させるよう命じました。しかし、そこにいた別のセッター愛好家がそれを引きとめた結果、この犬は品評会で驚くべき成績を上げ、信じられないほどの数の子孫を残すことになったのです。現在存在するアイリッシュ・セッターのすべてが、このパルマーストンを祖先犬としているといっても過言ではありません。
人々の関心は狩猟犬としての評価から、ドッグ・ショーでの評価へと移っていきました。その変化と共に、重要視されるポイントも変わり、猟犬としての技術から、外見的美しさが重視されるようになりました。にもかかわらず、アイリッシュ・セッターは猟犬としての資質も保ち続け、特に熱心な愛好家たちは、この犬が持つ猟犬としての能力と外見的美しさの2つの能力を保たせながら繁殖に努めました。
ショー・ドッグとしての評価が高くなると、今度はペットとしての人気が急上昇することになり、1970年代には、もっとも人気の高い犬種の仲間入りをしました。最近ではランキングにおける評価は、以前ほど高くありませんが、安定した人気を集めています。
気質 -Temperament-
アイリッシュ・セッターは、タフで熱心に仕事をこなす狩猟犬として交配されました。この犬種は、何事に対しても陽気で、温厚な態度を保ち、心から喜び、情熱的な面も持ち合わせています。
毎日、この溢れ出る活力を消費させれば、とても理想的な伴侶犬となります。運動量が足りないと、家の中で過剰に活発になって暴れたり、欲求不満に陥ったりします。
アイリッシュ・セッターは社交的な犬種で、家族を喜ばせたり、家族と一緒に何かをすることが大好きなタイプの犬種です。
子供との相性はとてもよいのですが、小さい子供にとっては少々乱暴すぎる犬に見えるかもしれません。狩猟犬としては、他のセッター系に比べて人気はあまり高くないようです。
毎日、この溢れ出る活力を消費させれば、とても理想的な伴侶犬となります。運動量が足りないと、家の中で過剰に活発になって暴れたり、欲求不満に陥ったりします。
アイリッシュ・セッターは社交的な犬種で、家族を喜ばせたり、家族と一緒に何かをすることが大好きなタイプの犬種です。
子供との相性はとてもよいのですが、小さい子供にとっては少々乱暴すぎる犬に見えるかもしれません。狩猟犬としては、他のセッター系に比べて人気はあまり高くないようです。
飼育管理 -Upkeep-
アイリッシュ・セッターはかなりの量の運動を必要とします。エネルギーに満ち溢れた犬をただ中に座らせておくのは決してよいことではありません。1時間以上の激しい運動やゲームなどの遊びで運動させるのが望ましいでしょう。
エネルギッシュな犬なので、アパートなどでの暮らしはあまり適していません。
温暖な地域や暖かい地域では屋外で飼うことは可能ですが、暖かい犬小屋が必要です。また、寒い時には室内に入れるようにしてあげてください。
社交的な犬なので、家族と一緒に住むことがもっとも理想的です。
被毛は2〜3日に1度は、ブラッシングとコーミングをしてあげましょう。外観を美しく保つには、クリッピング(バリカンでむだ毛を刈ること)やトリミングをします。
エネルギッシュな犬なので、アパートなどでの暮らしはあまり適していません。
温暖な地域や暖かい地域では屋外で飼うことは可能ですが、暖かい犬小屋が必要です。また、寒い時には室内に入れるようにしてあげてください。
社交的な犬なので、家族と一緒に住むことがもっとも理想的です。
被毛は2〜3日に1度は、ブラッシングとコーミングをしてあげましょう。外観を美しく保つには、クリッピング(バリカンでむだ毛を刈ること)やトリミングをします。
健康 -Health-
| 特に気をつけたい病気 | 進行性網膜萎縮症、股関節形成不全、胃捻転、皮膚疾患 |
| 気をつけたい病気 | てんかん、肥大性骨形成異常 |
| たまにみられる病気 | てんかん、血友病 |
| しておきたい検査 | 進行性網膜萎縮症のDNA検査、関節検査、眼科検査 |
| 寿命 | 12〜14歳 |
| 注意 | 両方の親犬が進行性網膜萎縮症の検査を受けているなら、その病気に対するDNA検査は必要ない。 |
