外観と特徴 -Form and Function-

短く密集した下毛と、まっすぐで硬く長い上毛のニ層構造の被毛で覆われ、胸と尻尾にはふさふさとした豊かな飾り毛が見られます。温和でやさしい表情からは、聡明さと警戒心の強さもうかがえます。ラフ・コリーに似ていますが、大きさ以外にも微妙な違いがあり、それが犬種を分けることにつながっています。
| 活発度 | |
| 必要運動量 | |
| 遊び好き度 | |
| 人なつこさ | |
| 犬に対する友好度 | |
| 他のペットに対する友好度 | |
| 知らない人への友好度 |
| しつけやすさ | |
| 番犬適性 | |
| 防衛能力 | |
| 手入れ | |
| 耐寒能力 | |
| 耐暑能力 |
犬種プロフィール -Profile-
| AKCランキング | 17 |
| JKCランキング | 17 |
| 仲間 | 牧畜犬 |
| 原産地 | スコットランド(イギリス・シェットランド諸島) |
| 起源 | 19世紀 |
| 元来の役割 | 牧畜犬 |
| 現在の役割 | 牧畜犬、ハーディング競技 |
| 体高(雄)インチ(cm) | 13-16(33-41) |
| 体重(雄)ポンド(kg) | 20(9) |
| 体高(雌)インチ(cm) | 13-16(33-41) |
| 体重(雌)ポンド(kg) | 20(9) |
| JKC理想体高(雄)cm | 37 |
| JKC理想体重(雄)kg | - |
| JKC理想体高(雌)cm | 35.5 |
| JKC理想体重(雌)kg | - |
| 別名 | 特になし |
歴史 -History-
シェットランド・シープドッグの祖先犬は、コリーやボーダー・コリーの祖先犬でもあるイギリスのスコットランド地方で飼育されていた牧畜犬といわれています。これら牧畜犬の中に、体高約46センチくらいの小さいサイズの犬がいました。この地方のシェットランド諸島で発展した小さなコリータイプの犬が、シェットランド・シープドッグの起源といわれています。また、アイスランド産の犬やブラックアンドタンのキング・チャールズ・スパニエルも、シェットランド・シープドッグの改良に大きな役割を果たしたと考えられています。
シェットランド諸島は作物が育ちにくい島だったため、それを糧にする家畜の体は必然的に小型になっていきました。それによって牧畜作業を手伝う犬も、小さなサイズにとどまったようです。家畜の動きを制限する柵がほとんどなかったこの島では、家畜が耕作地に入らないよう管理するために、熟練した牧畜犬が不可欠でした。シェットランド・シープドッグは何でもこなせる万能の農場犬として重宝され、羊だけでなく小馬や鶏の群れをも管理していました。
寒い冬の間、すべての動物たちは家の小屋で過ごさせるのが慣習となっていましたが、気立てが優しく愛想のよいこの牧畜犬は、家の中で家族の一員としていろいろな仕事を手伝っていました。
この島はほかの地域から非常に離れたところに位置していたため、比較的短期間に純粋に血統が引き継がれ、この犬種が確立されていったと考えられています。
イギリス海軍の艦隊が、演習のためにしばしばこの島を訪れては、シェットランド・シープドッグの子犬を買ってイギリスに持ち帰っていました。これらの犬は当初「トゥーニー・ドッグ(シェットランド語で“牧場犬”の意)」と呼ばれていました。1906年頃には、シェットランド・コリーと呼ばれることが多くなり、コリーの愛犬家たちの猛反発を受けてシェットランド・シープドッグという名前に変更され、後に「シェルティー」という愛称で親しまれるようになりました。
当初イギリスでは、繁殖家たちはシェルティにコリーの特徴を取り入れようと考え、ラフコーテッド・コリーと交配させて改良を進めました。しかし、その結果、シェルティーが大型化してしまい、改良が中断されることになりました。
その後、コリーが大変な人気を博したこともあって、コリーの小型犬ともいえるシェルティーは、忠実で、人目を引く小型の犬が欲しいと考えていた人々の間で注目されるようになりました。そして、現在では、世界中でもっとも人気の高い犬種のひとつとなっています。
シェットランド諸島は作物が育ちにくい島だったため、それを糧にする家畜の体は必然的に小型になっていきました。それによって牧畜作業を手伝う犬も、小さなサイズにとどまったようです。家畜の動きを制限する柵がほとんどなかったこの島では、家畜が耕作地に入らないよう管理するために、熟練した牧畜犬が不可欠でした。シェットランド・シープドッグは何でもこなせる万能の農場犬として重宝され、羊だけでなく小馬や鶏の群れをも管理していました。
寒い冬の間、すべての動物たちは家の小屋で過ごさせるのが慣習となっていましたが、気立てが優しく愛想のよいこの牧畜犬は、家の中で家族の一員としていろいろな仕事を手伝っていました。
この島はほかの地域から非常に離れたところに位置していたため、比較的短期間に純粋に血統が引き継がれ、この犬種が確立されていったと考えられています。
イギリス海軍の艦隊が、演習のためにしばしばこの島を訪れては、シェットランド・シープドッグの子犬を買ってイギリスに持ち帰っていました。これらの犬は当初「トゥーニー・ドッグ(シェットランド語で“牧場犬”の意)」と呼ばれていました。1906年頃には、シェットランド・コリーと呼ばれることが多くなり、コリーの愛犬家たちの猛反発を受けてシェットランド・シープドッグという名前に変更され、後に「シェルティー」という愛称で親しまれるようになりました。
当初イギリスでは、繁殖家たちはシェルティにコリーの特徴を取り入れようと考え、ラフコーテッド・コリーと交配させて改良を進めました。しかし、その結果、シェルティーが大型化してしまい、改良が中断されることになりました。
その後、コリーが大変な人気を博したこともあって、コリーの小型犬ともいえるシェルティーは、忠実で、人目を引く小型の犬が欲しいと考えていた人々の間で注目されるようになりました。そして、現在では、世界中でもっとも人気の高い犬種のひとつとなっています。
気質 -Temperament-
シェットランド・シープドッグは、非常に明るくて感受性が強く、人を喜ばせることが大好きな犬種です。そういった性質を基本としているだけに、非常に従順で物覚えがよく、家族に対して献身的な愛情を寄せてくれます。また、愛想がよく親しみやすいというだけでなく、温和で遊ぶことが大好きなので、子供たちともとても仲よくやっていけます。ただし、遊んでいる時に牧畜犬としての血が騒ぐのか、ときどき人間のかかとに噛み付いたりすることもあります。
また、内気な面も持ち合わせており、しばしば見知らぬ人に対して臆病になったりします。牧畜犬としての本能から、比較的よく吠える習性も持っています。
また、内気な面も持ち合わせており、しばしば見知らぬ人に対して臆病になったりします。牧畜犬としての本能から、比較的よく吠える習性も持っています。
飼育管理 -Upkeep-
シェットランド・シープドッグは基本的に精力的な犬種ですが、運動量としては毎日の散歩や短めのジョギング、活動的な遊びやトレーニングをする程度で十分といえます。
温暖な地域であれば屋外で過ごさせることもできますが、家族と一緒にいることが大好きな家庭犬なので、離れて過ごさせることは避け、家の中で一緒に暮らすことをおすすめします。
厚い被毛に覆われているので、1日おきにブラッシングかコーミングをしてあげましょう。
温暖な地域であれば屋外で過ごさせることもできますが、家族と一緒にいることが大好きな家庭犬なので、離れて過ごさせることは避け、家の中で一緒に暮らすことをおすすめします。
厚い被毛に覆われているので、1日おきにブラッシングかコーミングをしてあげましょう。
健康 -Health-
| 特に気をつけたい病気 | 皮膚疾患、外耳炎、てんかん |
| 気をつけたい病気 | コリーアイ、白内障、股関節形成不全 |
| たまにみられる病気 | 動脈管開存症、聴覚障害 |
| しておきたい検査 | 関節検査、眼科検査 |
| 寿命 | 12〜14歳 |
| 注意 | フィラリア予防の際イベルメクチン(薬)を投薬すると命に関わるので注意。 マール(黒の斑点や縞模様の入った青みがかった灰色の毛)同士の交配は、遺伝的に問題のある血統が生まれやすいので避けた方がよい。 |
