ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォン
Wirehaired Pointing Griffon
外観と特徴 -Form and Function-

適度な長さの被毛は針金のように硬くまっすぐな上毛と、細く綿毛のように柔らかい下毛の二層構造になっており、沼地の多い地域で発達したことを受けて、水や寒さから体を守る役割を果たしています。また、顔には豊かな飾り毛があり、この犬の愛嬌のある友好的な性格をより一層強調しています。
| 活発度 | |
| 必要運動量 | |
| 遊び好き度 | |
| 人なつこさ | |
| 犬に対する友好度 | |
| 他のペットに対する友好度 | |
| 知らない人への友好度 |
| しつけやすさ | |
| 番犬適性 | |
| 防衛能力 | |
| 手入れ | |
| 耐寒能力 | |
| 耐暑能力 |
犬種プロフィール -Profile-
| AKCランキング | 112 |
| JKCランキング | 表記なし |
| 仲間 | ガンドッグ、ポインター、多目的の狩猟犬 |
| 原産地 | フランス |
| 起源 | 19世紀 |
| 元来の役割 | ポインティング、回収犬 |
| 現在の役割 | ポインティング、回収犬、ポインティングのフィールド競技 |
| 体高(雄)インチ(cm) | 22-24(56-61) |
| 体重(雄)ポンド(kg) | 50-60(23-27) |
| 体高(雌)インチ(cm) | 20-22(51-56) |
| 体重(雌)ポンド(kg) | 50-60(23-27) |
| JKC理想体高(雄)cm | - |
| JKC理想体重(雄)kg | - |
| JKC理想体高(雌)cm | - |
| JKC理想体重(雌)kg | - |
| 別名 | コーハルス・グリフォン、ポインティング・ワイヤーヘアード・グリフォン、グリフォン・ダレー・ア・ポワル・デュール |
歴史 -History-
偶発的な発達過程で、詳細が曖昧なままとなっている犬種が多いなか、ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンはそのほとんどが意図的に、仕組まれたとおりに発達し、その経緯は文書によって詳細に記録されています。
まず、1800年代半ばにセッターとポインターが掛け合わされてシェルビル・グリフォンが作り出されたことから、この犬種の歴史が始まります。この犬種の発達と改良に大きく貢献したのが、オランダのエドワード・コーハルスでした。彼のグリフォンへの影響は絶大で、現在でもグリフォンは、世界各国でコーハルス・グリフォンとして知られているほどです。
彼は1874年に、グリフォンをスパニエル、ウォーター・スパニエル、ドイツ産のポインターとセッター、さらにフランス産のポインターとセッター20頭と掛け合わせて、最終的にワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンを作り出しました。コーハルスはこの犬種を連れてフランスを何度も訪れていますが、行く先々で彼が作り出した犬たちは人気を集めることになります。そこがフィールド競技の場であろうと、ドッグショーの場であろうと、ビジネス会議の場であろうと、彼の連れている犬たちはたちまちそこに居合わせた人々の注目の的となりました。こうしてフランスに豊富な人脈を築いていったおかげで、ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンはフランスに受け入れられ、嗅覚の優れた狩猟犬として高い評価を得ることになります。
フランスに本拠地を得た形となったこの犬種は、もともとはオランダにそのルーツがあったにもかかわらず、人々はフランスから誕生したと主張してゆずらなくなりました。その後、1887年にはスタンダードがフランスで確固たるものとなり、文書として出版されるまでになりました。
最初にドッグショーに登場したのは1888年、イギリスでのことでしたが、当時、被毛の多い犬はロシアなどの寒い地域出身だと思われていたため、ロシアン・セッターやロシアン・レトリーバーとして認識されていました。アメリカでも、1887年にロシアン・セッターとして登録されます。
ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンの人気は徐々に上昇していきましたが、第二次世界大戦によってその人気は下降していきます。戦後は、歩いてゆっくりと狩りをする猟師にぴったりの猟犬として注目されますが、フィールド競技が盛んに行われるようになると、走りの速い、瞬発力のある猟犬がもてはやされるようになり、この犬種の需要はどんどんなくなっていきました。
現在は、数こそ少なくなりましたが、ポインターやレトリーバーとして優れた能力を持っているだけでなく、忠実な伴侶犬として一部の愛好家から支持を得ており、その魅力を理解している人たちからは「最上のガンドッグ」と呼ばれているほどです。
まず、1800年代半ばにセッターとポインターが掛け合わされてシェルビル・グリフォンが作り出されたことから、この犬種の歴史が始まります。この犬種の発達と改良に大きく貢献したのが、オランダのエドワード・コーハルスでした。彼のグリフォンへの影響は絶大で、現在でもグリフォンは、世界各国でコーハルス・グリフォンとして知られているほどです。
彼は1874年に、グリフォンをスパニエル、ウォーター・スパニエル、ドイツ産のポインターとセッター、さらにフランス産のポインターとセッター20頭と掛け合わせて、最終的にワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンを作り出しました。コーハルスはこの犬種を連れてフランスを何度も訪れていますが、行く先々で彼が作り出した犬たちは人気を集めることになります。そこがフィールド競技の場であろうと、ドッグショーの場であろうと、ビジネス会議の場であろうと、彼の連れている犬たちはたちまちそこに居合わせた人々の注目の的となりました。こうしてフランスに豊富な人脈を築いていったおかげで、ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンはフランスに受け入れられ、嗅覚の優れた狩猟犬として高い評価を得ることになります。
フランスに本拠地を得た形となったこの犬種は、もともとはオランダにそのルーツがあったにもかかわらず、人々はフランスから誕生したと主張してゆずらなくなりました。その後、1887年にはスタンダードがフランスで確固たるものとなり、文書として出版されるまでになりました。
最初にドッグショーに登場したのは1888年、イギリスでのことでしたが、当時、被毛の多い犬はロシアなどの寒い地域出身だと思われていたため、ロシアン・セッターやロシアン・レトリーバーとして認識されていました。アメリカでも、1887年にロシアン・セッターとして登録されます。
ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンの人気は徐々に上昇していきましたが、第二次世界大戦によってその人気は下降していきます。戦後は、歩いてゆっくりと狩りをする猟師にぴったりの猟犬として注目されますが、フィールド競技が盛んに行われるようになると、走りの速い、瞬発力のある猟犬がもてはやされるようになり、この犬種の需要はどんどんなくなっていきました。
現在は、数こそ少なくなりましたが、ポインターやレトリーバーとして優れた能力を持っているだけでなく、忠実な伴侶犬として一部の愛好家から支持を得ており、その魅力を理解している人たちからは「最上のガンドッグ」と呼ばれているほどです。
気質 -Temperament-
優れた狩猟技術を持ったワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンは、銃で打ち落とした獲物を回収したり、獲物の居場所をポインティングしたりしてその能力を発揮する猟犬です。また、自分の判断で行動できる独立心と、猟師の命令によく従う従順さの両方を合わせ持っています。
飼い主に忠実で命令によく従い、社交的で愛嬌のあるしぐさをみせるこの犬種は、優れた猟犬でもあり、よき伴侶犬としても理想的です。基本的に見知らぬ人や、他の犬やペットにも友好的に接します。
飼い主に忠実で命令によく従い、社交的で愛嬌のあるしぐさをみせるこの犬種は、優れた猟犬でもあり、よき伴侶犬としても理想的です。基本的に見知らぬ人や、他の犬やペットにも友好的に接します。
飼育管理 -Upkeep-
ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンには毎日の運動が欠かせません。ジョギングやゲームを取り入れたり、広場などで自由に走らせてあげるとよいでしょう。また、水の中で泳いだりすることも好みます。
温暖な地域では温かい犬小屋を用意してあげれば屋外でも飼うことができますが、屋外と室内を自由に行き来できるような環境を作ってあげるのが理想的です。
被毛は一週間に1〜2回ブラッシングをし、年に1〜2回は手で丁寧にむだ毛を取り除いてあげてください。また、耳の病気を防ぐために、耳を常に清潔に保ち、むだ毛を取り除くといった手入れが必要です。
温暖な地域では温かい犬小屋を用意してあげれば屋外でも飼うことができますが、屋外と室内を自由に行き来できるような環境を作ってあげるのが理想的です。
被毛は一週間に1〜2回ブラッシングをし、年に1〜2回は手で丁寧にむだ毛を取り除いてあげてください。また、耳の病気を防ぐために、耳を常に清潔に保ち、むだ毛を取り除くといった手入れが必要です。
健康 -Health-
| 特に気をつけたい病気 | 特になし |
| 気をつけたい病気 | 股関節形成不全、外耳炎、眼瞼内反症、眼瞼外反症 |
| たまにみられる病気 | 特になし |
| しておきたい検査 | 股関節検査、眼科検査 |
| 寿命 | 12〜14歳 |
