次に向かったのは「チンパンジーの森」。`06年に完成したこの施設では、木の上で生活するチンパンジーのために天井を高くし、木に模したベッドを備え付けてある。
動物が安心して楽しく暮らしている場所に人間がお邪魔して、逆に観察をされているような不思議な感覚がした。
「ほっきょくぐま館」では豪快なダイビングに驚かされた。水面に頭がポコポコ浮かぶ高さに水位が置かれているため、それに惹かれて飛び込むのだそうだ。自然界でアザラシ捕まえる彼らは、動くものに敏感に反応する。
このように個々の習性を考えて作られた園内では、他では見ることのできないシーンにも出逢える。
動物たちが園に何年居ても懐かず、自然のまま生きていることを知った副園長の坂東さんは、「かわいいかどうか」という価値観で彼らを見てはいけないと考えるようになったと語る。
動物たちの立場に立って、何かを発信していきたいと思ったことが、「行動展示」につながったようだ。
最後に動物園は何のためにあるのかを尋ねた。人間のエゴでできた動物園だが、見る側がどう位置づけるかによって変わってくると坂東さんはいう。動物たちとそのふるさとへ、見た人の気持ちがつながらなければ彼らを守れない。動物を見ることで彼らのふるさとにも興味を持てれば、自然と環境を守ろうという行動に繋がるのではないだろうか。
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ヘラジカ大移動ユタ州で増えすぎたヘラジカを、ヘリコプターで移動させるプロジェクトが行われた。移動先は、ヘラジカの数が減ってきているコロラド周辺。彼らには識別表と無線、抗生物質を与え、家族がばらばらにならないよう、母子は一緒に運ばれた。 |
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雪崩救助犬コロラド州のスキー場には雪崩救助犬がいる。犬は嗅覚が鋭く俊敏なため、人間の救助隊100人分の働きをするという。訓練中は楽しそうに働いている犬たちも、実際の遭難現場で遺体を発見したときには悲しそうな顔をするそうだ。 |
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迷子のシロヅル毎年カナダからテキサス州アランサス野生生物保護区に渡ってくる、絶滅危惧種のシロヅルの1羽が、群れからはぐれ迷子になっている。去年はベイシティで、今年は保護区から180km南のハージルで発見された。 | > ||
















